『西洋の書物工房 ロゼッタ・ストーンからモロッコ革の本まで』

『西洋の書物工房 ロゼッタ・ストーンからモロッコ革の本まで』

『西洋の書物工房 ロゼッタ・ストーンからモロッコ革の本まで』貴田庄 著

芳賀書店(2000)、213+9 p / 朝日選書(2014)、243+15 p
ISBN 13: 9784826101547
ISBN 10: 4826101546

目次
第1章 書物の考古学
第2章 西洋の紙「羊皮紙」
第3章 本の誕生と製本術
第4章 ケルムスコット・プレス
第5章 モロッコ革を求めて
第6章 フランスの革装本
第7章 天金と小口装飾
第8章 花切れ
第9章 マーブル紙と見返し

…パピルスから蝋板、羊皮紙から抄紙への歴史。巻子本からコデックス、革装本へと進化した製本術。花切れ、天金や小口の装飾、見返しなど、本を成立させる各部の起源と変遷を、製本と装丁の本場、パリで学んだ著者が辿る。…

ルリユール(欧州工芸製本)のみならず日本の墨流しを含めて製本の周辺について丹念に書かれている。