月: 2022年3月

『館内で本を修理する』

『館内で本を修理する』

『館内で本を修理する』アルテミス・ボナデア , 伊藤美樹 訳 株式会社資料保存器材「スタッ 

寒冷紗

寒冷紗

写真はロールタイプの裏打ち済み寒冷紗。

金槌

金槌

折丁を叩く金槌と玄翁。

中綴じステープラー

中綴じステープラー

通常の10号針綴じ機能に加え、90度回転させて一折中綴じもできるステープラー、 百均にも登 

細目鋸と紙包丁

細目鋸と紙包丁

目引き用の細目のこぎりと和紙も切れる紙包丁(ペーパーナイフ)です。切る対象が異なる大工道具 

押切り裁断機

押切り裁断機

解体した折丁の小口化粧断ちに使いたいと思い入手したもの。国産品。

カッター

カッター

ネジ固定式のカッターが刃がぶれずに安定して使いやすいと個人的に気に入っています。

和本の装丁・料紙・表紙文様について

和本の装丁・料紙・表紙文様について

『表紙文様集成 調査研究報告 第25号別冊』 大学共同利用機関法人 人間文化研究機構国文学 

ヒラメキ・ノート『本の手入れ』

ヒラメキ・ノート『本の手入れ』

ヒラメキ・ノート『本の手入れ』川端正吾
コクヨ株式会社RDIセンター(2006)

あたまを鍛える大人のワークブック。本に関するクイズ形式のネタ帳。

シリーズ・図書館の仕事23『図書館の家具と用品』

シリーズ・図書館の仕事23『図書館の家具と用品』

シリーズ・図書館の仕事23『図書館の家具と用品』神野清秀/竹内さとる 日本図書館協会(19 

『ルリユールおじさん』

『ルリユールおじさん』

講談社の創作絵本『ルリユールおじさん』いせひでこ 講談社(2001), 56 p パリの路 

『書物と製本術―ルリユール/綴じの文化史』

『書物と製本術―ルリユール/綴じの文化史』

『書物と製本術―ルリユール/綴じの文化史』野村悠里
みすず書房(2017), 248 p

第一章  17、18世紀におけるルリユール
読者と製本
絵画に描かれたルリユール
模様紙の流行
製本と仮綴本
羊皮紙装の衰退
なめしと革製本

第二章 書籍商・印刷業者・製本職人組合
パリ大学と王権による検閲
組合の成立
箔押し親方の兼業
1649年の組合規定

第三章 製本職人・箔押し職人組合
製本工房と開業の通り
組合監督と取締り
綴じをめぐる紛争
組合内部の序列化

第四章 製本工房における技術の継承
製本工房のエチケット
パドゥルー家の製本業
ソルボンヌの工房
相続人による製本工房の継承
ドゥローム家の製本業

第五章 製本術の記録化
『百科全書』の工程と銅版画
王立科学アカデミーによる編纂
製本術の分析
ルモニエ家の製本業
ゴフクールによる製本手引書

第六章 折丁とかがり
折丁を叩く作業
折丁の目引き
かがり台
かがりの工程

第七章 本の立体化
カルトンの接続
背の裏打ち
小口断裁
本を縛る作業

第八章 綴じの機能と装飾
小口金箔
マーブル染め
天地の花布
青本に描かれた「花布編み店」

第九章 金箔押しによる装飾
活字フェール
表紙のデザイン
ポワンティエ装幀とフェール
ポワンティエ装幀の展開

第十章 箔押しデザインの発展
大型本とフェール
ダンテル装幀の展開
金版によるダンテル装幀
伝統的な製本術の変質

おわりに
あとがき

書物史と製本に関心のある人を対象に、装幀・造本をテーマとした出版文化、出版史、とりわけ技術についての精緻な研究書。17、18世紀におけるフランスの読書文化の源流を、本の内部構造、「本の綴じ」に着眼し、分析している。

『日本の名随筆 別巻87 装丁』

『日本の名随筆 別巻87 装丁』

『日本の名随筆〈別巻87〉 装丁』松山猛 作品社(1998),  251 p

『古書修復の愉しみ』

『古書修復の愉しみ』

『古書修復の愉しみ』ウィルコックス,アニー・トレメル/市川 恵里 訳 白水社(2010), 

『「本」に恋して』

『「本」に恋して』

『「本」に恋して』松田哲夫/内澤旬子
新潮社(2006), 203 p

目次

ぼくは「本」に恋してる
思い出深い本を解体してみる
束見本を自分の手で作った
中本作りの大切さを痛感する
均して寝かしていい本作る
紙の反りを活かす函作りの知恵
紙を抄く―巨大製紙工場見学記
装幀用の紙ができるまで
色鮮やかなインキの世界を知る
インキのことをもっと知りたい
印刷後の表面加工にはこんな方法が
「印刷」から本作りを見直す

一冊の「本のかたち」ができるまで、装幀から、製本、函、紙、印刷インキまで。
詳細なイラスト紹介もあり、あたかも製本工場を実地見学しているかのような内容。

 

『印刷に恋して』

『印刷に恋して』

『印刷に恋して』松田哲夫/内沢旬子 晶文社(2002), 198 p 目次 活版はまだまだ 

目打ち

目打ち

左から、裁縫用目打ち、クジリ、解剖用針、和本用目打ち

Mar2022制作(一折中綴じ手帳と布装手帳カバー)

Mar2022制作(一折中綴じ手帳と布装手帳カバー)

marumizu-gumi culture kits club
:綿布(シール裏打ち)表紙、両袖内ポケットつき

Mar2022制作(和紙の墨染め)

Mar2022制作(和紙の墨染め)

marumizu-gumi technical lesson 魅惑の墨染め 墨染め液を用い 

『本棚の歴史』

『本棚の歴史』

『本棚の歴史』ヘンリー ペトロスキー/池田 栄一【訳】 白水社(2004), p 287