実験 ー マーブル紙退色
海外マーブル紙の日焼けテスト。2mm厚黄ボールにスティック糊で全面貼りし、左半分を2mm厚 …
吊り下げた水入りフラスコに電球の光を当てることで光が乱反射し、彫師の手元に出来る影を消すとのこと
浮世絵は板を掘ってできているは皆様ご存知かと思いますが実は掘るとき「水の入ったフラスコ」が吊り下げられているのです‼️これに電球の光を当てることで光が乱反射し、彫師の手元に出来る影を消すのだそうです。知恵すぎる😳 pic.twitter.com/USuUF2ZPgX
— 座波ケニア@着物服 (@kekekeity) November 24, 2019
『今日の工房』2020年5月20日(水)「綴じ」を「抜かし」綴じ上げるhttps://t.co/5AED5haej4 pic.twitter.com/FmA21E8zdJ
— (株)資料保存器材 (@shiryouhozon) May 20, 2020
2020年2月5日(水)保存製本の手法を取り入れた一事例
|株式会社資料保存器材 https://t.co/SWtZTMJPzw— ことり百貨店 (@yorozuyaCotori) August 11, 2020
MONDAY, JULY 06, 2015 Yale Library Website on Medieval Bookbinding
http://evangelicaltextualcriticism.blogspot.com/2015/07/yale-library-website-on-medieval.html?m=1
キルオルトジルさんからのご紹介。
本を組み立てることとその周辺
http://aplt.cocolog-nifty.com/tsukuru/cat43380004/index.html?yclid=YJAD.1568982177.hMx2IjGdcq0J0gsddBlwdmtSQx.01nmk4PZzj0q_96wW8QKZCNDR01xpAmWf0Gy.ZL3kf8PQtpdYnag-
種類
糊入紙(のりいれがみ):米糊を入れて漉いた紙。虫害を受ける要因ともなるため、明治中期以降は廃止。
脂入り紙(やにいりがみ):松脂(まつやに)を入れて漉いた紙。
粕紙(かすがみ):楮の皮を粕といい、それをいれて漉いた紙。
落水紙(らくすいし):水を落として穴をあけた紙。
揉紙(もみがみ):漉きあがった紙を揉んでシワをつけ、やわらかくした紙。
板締染紙(いたじめそめがみ):紙を屏風だたみして板を両面から当てて縛り染色した紙。
柿渋紙(かいしぶがみ):柿の渋を塗って防水性を高めた紙。
障子紙
奉書紙(ほうしょがみ): 武家社会で公文書用に使用されていた厚い楮紙。
図引紙(ずひきがみ):高知県で開発された製図用の紙で三椏を原料とした薄紙。
清帳紙(せいちょうし): 帳簿の清書用の紙。
薬袋紙(やくたいし):雁皮を原料として蘇芳(すおう)と楊梅皮(ももがわ)の染料で染めた紙。耐久性があり、香りを保つことができたので、薬を包むのに用いられた。
裏打紙(うらうちがみ):補強のために、紙や布の裏面に張る紙。
箔打紙(はくうちがみ):金箔や銀箔を打ち伸ばすときに使う紙。
箔合紙(はくあいし) :金箔や銀箔を1枚ずつ剥がしやすくするために箔の間に挟む紙。
温床紙(おんしょうし):苗床の囲いに張る紙。
拓紙(たくし):拓本に用いる紙。
補修に使う和紙(原料が楮100%のもの)
物性が比較的安定している
資料に及ぼす影響が少ない
必要があれば資料を補修前の状態に戻すことができる
原料の繊維が長く資料とのなじみが良い
和紙の厚みと用途
4 種類程度の厚さを用意して本文用紙の厚さに応じて使い分ける
※ より厚い補修紙が必要なときは、貼り合わせて厚くする
和紙の数え方
紙はふつう「1枚・2枚」、出荷するときの単位は「帖」「束」などを使う。例えば、美濃紙1帖は48枚、1束は10帖のため、美濃紙1束は480枚となる。
和紙の厚さの表し方
和紙の厚さを表すには、「××ミリの紙」ではなく、「××匁(もんめ)の紙」という。「匁」は、重さを表す単位であり、同じ面積の紙であれば、重い方が厚いことになる。
美濃判の大きさは約27.3×39.4cm、二三判の大きさは2×3尺(約60.6×90.9cm)であるので、美濃判は二三判の約20%の大きさである。例えば3匁の二三判は約11.25g(1匁=3.75g)であるから、3匁の美濃判は二三判の約20%、実際には約2.25gになる。
※これは、あくまでも紙厚を表す表現方法で、実際の重さとは関係ない。