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May2021(合本製本)

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本野鳥の会の手帳2冊を合本製本

Jun2021(A6手帳カバー)

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A6手帳カバーの試作 ご依頼品の試作簡単手帳カバー pic.twitter.com/1v7 

Mar2021制作(スイス装)

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YONNE BOOKBINDING WEBSHOP
手製本キット

 

Mar2021制作(ペーストペーパー)

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marumizu-gumi テクニカルレッスン(paste paper) ペーストペーパー 

Feb2022制作(一折中綴じ・本かがり上製本)

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marumizu-gumi culture kits club、一折中綴じ(小)と6折本か 

裁鎮(裁縫用文鎮)

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タキイ社製(廃業)和裁用文鎮。握りやすい形状で使いやすい重さ(約1.35㎏)。

Jan2022制作(革装リンクステッチアルバム)

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marumizu-gumi culture kits club、本文カード紙リンクステッチ 

手製本自学自習ノート

手製本自学自習ノート

これまでレッスンや講演会等で学んだ本のつくりかた。先生方から教わった秘訣や留意点。工程ごとにまとめた手書きの図解メモをA5サイズの一折中綴じノートにして自分用の教本に。欧州流か国内製本所派かで紙の折り方も道具も接着剤の付け方も、種々異なっている。手製本は奥が深くて面白い。

『防ぐ技術・治す技術 -紙資料保存マニュアル-』

『防ぐ技術・治す技術 -紙資料保存マニュアル-』

『防ぐ技術・治す技術 -紙資料保存マニュアル-』「防ぐ技術・治す技術-紙資料保存マニュアル 

『美篶堂とはじめる 本の修理と仕立て直し』

『美篶堂とはじめる 本の修理と仕立て直し』

『美篶堂とはじめる 本の修理と仕立て直し』美篶堂 河出書房新社(2017), 111 p  

『手づくり製本の本 こだわりの作家もの+作り方』

『手づくり製本の本 こだわりの作家もの+作り方』

『手づくり製本の本 こだわりの作家もの+作り方』嶋崎 千秋
誠文堂新光社(2012), 144 p
商品コード 9784416812075

目次

製本のキホン、本の各部の名称お、とじ方の名称                                                                  製本家が作る手製本
●和本:山崎曜さん 原稿用紙を本文に使った和綴じ本 ※ワークショップ:ハガキの折帖(木の板の表紙)
●中とじ:西尾彩さん 封筒を閉じて袋状にしたシンプル中とじ(物入れ) ※ワークショップ:リボンリンプ製本
●ハードカバー:井上夏生さん 文庫サイズ(A6)の本を綴じるハードカバー
●豆本:赤井都さん プリンタを使わずコラージュやパンチで中身を作る三角折本
クリエイターが作る手製本
●イラストレーター・川口伊代さん 中とじの絵本、ジャバラ折りのトイカメラ作品集、グラフィックデザイナー・橘川幹子さん 文庫本カバー、プロダクトデザイナー・植木明日子さん 携帯できるノート、クラフト作家・井上陽子さん、プロダクトデザイナー・yurulikuさん
作家の連絡先、材料の入手先、道具を上手に使うコツ、材料を上手に扱うコツ

【著者紹介】
ノンフィクションライター、編集者。大学卒業後、株式会社リクルートなどを経て独立。「仕事」をテーマに、女性誌、経済誌、就職情報誌などの媒体で、3000人以上の働く人を取材。最近では、ライフワークとして「日本の手仕事」に携わる人の取材に取り組んでいる。

目次

1 製本家が手づくりする本
(きれいで丈夫で心地良い―西尾彩の壁紙の本;使いこむほどに味が出る―山崎曜のデニムの本;チャームの“鳥”を青空に羽ばたかせたい、という発想から―井上夏生のフォトアルバム;日常生活が魔法のように思えてくる―赤井都のMAHO NIKKI 90年後の交換日記)

2 ワークショップ
(葉書の折帖;リボンリンプ製本のノート)

3 クリエイターが手づくりする本
(アンティークな質感は、好きな古本のたたずまい―井上陽子のコラージュブック;お気に入りだからこそ、気軽に外に連れ出したい―植木明日子のノートパッカー;絵を本にして物語を感じたい―川口伊代のla fleur;自分たちが使いたいものを、使いやすくつくる―池上幸志・オオダキヌエ(yuruliku)の切手帳
生き返らせると好きな本がもっと好きになる―橘川幹子の改装本)

製本作家の作る、中綴じや和綴じなどの製本作品から、豆本、プロダクトデザイナーやコラージュ作家が作る製本作品まで、いろいろな個性あふれる手製本を紹介、一部の作り方も収録。製本基礎知識や本の名称なども解説。

Jul2019制作(布装丸背上製本ノート)

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MOTOYA Book Cafe Gallery 製本ワークショップ(津村明子先生) 本文 

季刊みづえ『絵本のつくりかた よむ・かく・かんじる』

季刊みづえ『絵本のつくりかた よむ・かく・かんじる』

季刊みづえ『絵本のつくりかた よむ・かく・かんじる』 美術出版社(2002春号) 内容 ・ 

別冊太陽 日本のこころ53『本の美』

別冊太陽 日本のこころ53『本の美』

別冊太陽 日本のこころ53『本の美』
平凡社(1986)

自分が求める美しい本というものはどのような姿なのかを考えることができる一冊。

B-TOOLマガジン『日曜出版』

B-TOOLマガジン『日曜出版』

B-TOOLマガジン『日曜出版』1988.9月号 ナツメ出版企画(1988) ワープロとい 

『製本組合百年史』

『製本組合百年史』

『製本組合百年史』東京都製本工業組合記念誌編纂委員会 東京都製本工業組合(2000), 6 

桑紙づくり 2021-2022

桑紙づくり 2021-2022

我が家の庭に自生した桑の木です。楮はクワ科の植物なので、群馬県の『家庭で出来る「桑枝」を原料とした和紙の作り方』*(群馬県蚕糸技術センター)を参考に、桑紙づくりに挑戦してみました。

* https://www.pref.gunma.jp/07/p14700016.html

楮の育て方を真似て、夏の間、脇芽を掻きとって2021年11月下旬に刈りました。

大鍋に入るように桑の枝を約20 cmにノコギリで切り、40分ほど蒸し上げます。くるんと気持ちよく皮がむけました。スケッパーで外皮をこそげ落とします。

重曹とともに45分くらい煮て、水に晒します。少量ですので、1週間ほど1日数回水を取り替えながら1週間ほど晒しました(名水多き富山県の水道水)。

雪晒しも行ってみました。

叩解作業です。

解した紙料に、自家栽培した2021年11月収穫のトロロアオイ根(ネリ)を加え、均一になるように手回しミキサーでよく混ぜ、いよいよ念願の桑紙の流し漉きです。といっても量が少なすぎて、溜め漉きとあまり変わらないのかもしれませんが。。。

漉いた桑紙をまな板にはさんで重しをのせて一昼夜圧搾した後、まな板に一枚ずつ貼り直して乾燥させます。撫で刷毛を持っていないため、豚毛ブラシでたたいて空気を抜きました。

乾燥した和紙を板から剥がし、愛でています。和紙づくりって手間も時間もかかるけれど、千年以上も残すことができるもの。太陽の力と清らかな水と人の手がたくさん必要なのですね。
桑枝約10本から、葉書サイズの薄手の桑紙が8枚作れました。

(Jan2022)

『製本 知っておきたい基礎知識』

『製本 知っておきたい基礎知識』

『製本 知っておきたい基礎知識』関根房一 日本製本紙工新聞社(1993), 162 p 目