『フランス工芸製本 1979ー1984』
フランス工芸製本 1979-1984 貴田庄, 東京ルリユール研究所, 1984年 ASI …
『印刷術摘要』一川一
印刷雑誌社(明30.6)
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/853848
目次
石版ノ部/1p〜34p
木版ノ部/35p〜46p
電胎版ノ部/47p〜58p
写真版ノ部/59p〜77p
銅版ノ部/77p〜79p
亜鉛版ノ部/80p〜83p
アルミ版ノ部/83p〜84p
活版ノ部/85p〜109p
鉛版ノ部/111p
紙型ノ部/112p〜116p
肉棒ノ部/119p〜136p
肉ノ部/137p〜162p
撒粉印刷ノ部/165p〜176p
転写術ノ部/177p〜179p
転写紙ノ部/180p〜185p
印刷用紙ノ部/186p〜205p
色刷ノ部/206p〜214p
色紙印刷ノ部/215p〜216p
金属面ニ印刷スル法/217p〜220p
一般印刷術ノ部/221p〜222p
印刷室監督者ノ心得/223p〜226p
製本ノ部/227p〜230p
雑ノ部/231p〜233p
国会図書館インターネット公開資料
少年実験工芸百種, 石井研堂, 博文館, 大正2
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/949355
書画に関した工芸類
接合に関した工芸類
紙細工に関した工芸類
接着剤を塗るほか、資料についたほこりを払うときにも使う。糊付けする表面の面積によって使用する刷毛の大きさを決める。そのため、様々な種類(薄手、中手、厚手)を手元に用意しておくこと。丸い刷毛や極太の平刷毛も使われる。
通常、天然の毛の刷毛が修理作業に適している。コシのある豚毛のものがよい。
刷毛の持ち方は、柄の付け根を、親指と人差し指・中指ではさんで持つ。薬指・小指で刷毛の裏を支える。
天然の毛の刷毛についた接着剤を洗い落とすのが難しいため、接着剤や糊を刷毛につける前には、いったん刷毛に水に浸したあと、十分に水分をきって使うとよい。PVA用には合成の毛の刷毛の利用を薦める図書館もある。PVAを付着したままにしておくと、刷毛は台無しになってしまう。糊とPVA用に刷毛を使い分ける人もいる。
刷毛は、決して接着剤の付いたままで乾燥させてはならない。作業後、刷毛についた接着剤や水分は十分に落としておくこと。手洗い用石鹸や食器用洗剤で洗うことができる。水に浸けて刷毛を置いておく時は、毛が浸かるだけの水にすること。もしも刷毛の留め金(毛を固定する刷毛の柄のまわりの金具)よりも上に水があると、木製の柄が水分で膨張してしまう。木は乾くと縮むので、留め金や刷毛の毛が落ちてしまう。