『染織と生活 NO.7 特集:墨流し染』
『染織と生活 NO.7 特集:墨流し染』 染織と生活社 (1974) 目次 『 特集: …
『マーブル染』貴田 庄
芳賀書店(2001), 86p
目次
簡単なマーブル染(マーブル染に必要なもの;材料;道具 ほか)
さまざまなマーブル模様(矢羽模様;渦巻模様;陰影模様 ほか)
マーブル染の歴史(マーブル染とマーブル紙;マーブル染の誕生;マーブル染と細密画 ほか)
マーブル紙の作り方・作品・歴史。マーブル紙作家によるわが国初の本格的案内書。
『製本工作法 技能訓練製本科用』林繁
国宝社(1964)
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3019109
目次
序章
1 受け荷と整理
2 員数調べ
第1章 突き揃えおよび裁ち割り
1 突き揃え
2 裁ち割り
3 1部抜きおよび見本本作製
第2章 折り
1 手折り2つ折り
2 手折り4つ折り~16折り
3 機械折り
第3章 台分け
1 大分け
2 小分け
第4章 折り丁の検査と員数調べ
1 検査
2 員数調べ
第5章 見返しの作り方
1 意義と種類
2 工具と材料
3 貼り見返し
4 綴じ見返し
5 巻き見返し
6 ライス貼り
第6章 本文の作り方
1 貼り込みの種類と糊付け
2 広げ貼りと後ろ貼り
第7章 目合わせと丁合い
1 目合わせ
2 丁合い
第8章 糸かがり
1 機械かがり
2 手かがり
第9章 下固め
1 ならし・こま締め
2 締め取り
3 こま裁ち
第10章 切り小口の装飾
1 色塗り・吹き付け
2 金付け
3 マーブル付け
4 角丸
5 見出し抜き
第11章 背の作り方
1 丸味出し
2 バッキング
3 背固め
第12章 表紙の作り方
1 材料の裁ち方
2 表紙の貼り方
3 箔押し
第13章 表紙くるみ
1 くるみ方
2 糊入れと額貼り
第14章 仕上げ
他書にない図版が多くて見ているだけで面白い。
『書物と製本術―ルリユール/綴じの文化史』野村悠里
みすず書房(2017), 248 p
第一章 17、18世紀におけるルリユール
読者と製本
絵画に描かれたルリユール
模様紙の流行
製本と仮綴本
羊皮紙装の衰退
なめしと革製本
第二章 書籍商・印刷業者・製本職人組合
パリ大学と王権による検閲
組合の成立
箔押し親方の兼業
1649年の組合規定
第三章 製本職人・箔押し職人組合
製本工房と開業の通り
組合監督と取締り
綴じをめぐる紛争
組合内部の序列化
第四章 製本工房における技術の継承
製本工房のエチケット
パドゥルー家の製本業
ソルボンヌの工房
相続人による製本工房の継承
ドゥローム家の製本業
第五章 製本術の記録化
『百科全書』の工程と銅版画
王立科学アカデミーによる編纂
製本術の分析
ルモニエ家の製本業
ゴフクールによる製本手引書
第六章 折丁とかがり
折丁を叩く作業
折丁の目引き
かがり台
かがりの工程
第七章 本の立体化
カルトンの接続
背の裏打ち
小口断裁
本を縛る作業
第八章 綴じの機能と装飾
小口金箔
マーブル染め
天地の花布
青本に描かれた「花布編み店」
第九章 金箔押しによる装飾
活字フェール
表紙のデザイン
ポワンティエ装幀とフェール
ポワンティエ装幀の展開
第十章 箔押しデザインの発展
大型本とフェール
ダンテル装幀の展開
金版によるダンテル装幀
伝統的な製本術の変質
おわりに
あとがき
書物史と製本に関心のある人を対象に、装幀・造本をテーマとした出版文化、出版史、とりわけ技術についての精緻な研究書。17、18世紀におけるフランスの読書文化の源流を、本の内部構造、「本の綴じ」に着眼し、分析している。
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— ことり百貨店 (@yorozuyaCotori) December 1, 2021
『素材を活かした手製本の教室―革装・布装・和装の作り方から本の直し方まで』井上夏生
スタジオタッククリエイティブ(2018), 175 p
ISBN:978-4-88393-833-9
目次
布で包む角背上製本や、様々な種類の革で仕立てる革装本、和紙の特徴を活かした和装本など、全16作品の作り方をオールカラーの写真付きで丁寧に紹介。二帖綴じなどの他書にはない和綴じ法や、革の買い方や漉き方を初心者にも理解できるように優しく解説。ページが破れてしまったり糸が切れてしまった愛書の直し方や本を長持ちさせるための方法などをケース別に詳説しており、趣味にも実用にも役立つ一冊。