『「究極の質感(マテリアリティ)」展』図録
2019年秋に丸善・丸の内本店にて開催された、慶應義塾図書館貴重書展示会「究極の質感(マテ …
『明治時代の書物の装幀 - 印刷および諸技術の発展との関わりから見た装幀の変遷(1)』遠藤 …
明治の五年生女子はへらを手作りしていたんですね。図の単位は、分、と思われます。
国立国会図書館デジタルコレクションから、
『尋常小学校女子用手工新教案』一戸清方(積文堂[ほか]、明45.3) https://dl.ndl.go.jp/pid/811917/1/26
そして、使い方の例と思しき和本の表紙掛け。
こちらは、
2022年10月の書物研修と題した遠足の後半の目玉、書物研修③、2022年7月に開館したばかりの石川県立図書館へ。
目当ての本を探しに行くというより偶然の出会いを見つけに行くような、本の迷宮でした。一応バリアフリーではあるけれど、本を探しにぐるぐるとかなり歩かなくてはならず、、、。その過程を楽しむソファやたくさんの階段、贅沢な空間が素敵なところでした。
一度は訪れて、できればゆったりとした時間を過ごせるようにしていただきたい場所です。
https://www.library.pref.ishikawa.lg.jp/category/facilityguide/1026.html
金沢市内は東京よりも坂が多く、歩いていける距離は限られると思います。また、複雑なバス路線の謎解きは県外者にとっては難問。
市役所・21世紀美術館バス停①から乗り換えなしで行ける11系統バス(乗車約10分、崎浦・県立図書館口バス停降車)は1時間に1本程度。時刻表に要注意。
北鉄バス「石川県立図書館」バス停で下車
北鉄バス「崎浦・県立図書館口」バス停で下車(図書館まで徒歩約3分)
金沢駅東口 ~ 石川県立図書館/崎浦・県立図書館口運賃:おとな片道250円(2022年10月時点で都市圏交通系IC利用不可)
[世界を変えた書物]展 2022年10月21日[金]–11月5日[土] 特別展示「手稿の中 …
『製本用語集 製本の種類』東京製本倶楽部製本用語集編纂メンバー
東京製本倶楽部(2022)
https://www.bookbinding.jp/dictionaly2022_08
東京製本倶楽部で研究されているさまざまな「製本用語」の中から、「製本の種類」154語を図や写真を交えて解説されたもの。
カラーブックス『写真にみる西洋の本』庄司浅水
保育社(1984), 151 p
生きた本(人間書物)から文字の発生、粘土の本、パピルスの本、パーチメントとべラム、紙と印刷の発明と伝播、さらに二十世紀までの本の歴史を略述し、それに見合うカラー、モノクロの書影。
『ボール表紙本と明治の日本語』今野真二
港の人(2012), 277 p
目次
序章 ボール表紙本によって明治期の日本語を観察する
第1章 音声・音韻的事象
第2章 文法的事象
第3章 語彙的事象
第4章 表記的事象
終章 ボール表紙本の資料性
「ボール表紙本」の定義と、明治期出版物の括り方のひとつとしてボール表紙本における日本語の揺らぎについて。著者所蔵のボール表紙本の書誌データが掲載されている。