刷毛と筆

接着剤を塗るほか、資料についたほこりを払うときにも使う。糊付けする表面の面積によって使用する刷毛の大きさを決める。そのため、様々な種類(薄手、中手、厚手)を手元に用意しておくこと。丸い刷毛や極太の平刷毛も使われる。

通常、天然の毛の刷毛が修理作業に適している。コシのある豚毛のものがよい。

刷毛の持ち方は、柄の付け根を、親指と人差し指・中指ではさんで持つ。薬指・小指で刷毛の裏を支える。

天然の毛の刷毛についた接着剤を洗い落とすのが難しいため、接着剤や糊を刷毛につける前には、いったん刷毛に水に浸したあと、十分に水分をきって使うとよい。PVA用には合成の毛の刷毛の利用を薦める図書館もある。PVAを付着したままにしておくと、刷毛は台無しになってしまう。糊とPVA用に刷毛を使い分ける人もいる。
刷毛は、決して接着剤の付いたままで乾燥させてはならない。作業後、刷毛についた接着剤や水分は十分に落としておくこと。手洗い用石鹸や食器用洗剤で洗うことができる。水に浸けて刷毛を置いておく時は、毛が浸かるだけの水にすること。もしも刷毛の留め金(毛を固定する刷毛の柄のまわりの金具)よりも上に水があると、木製の柄が水分で膨張してしまう。木は乾くと縮むので、留め金や刷毛の毛が落ちてしまう。



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