『装釘の常識』

『装釘の常識』草人堂研究部 編
草人堂製本所(昭和5)

https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1210611/9

※国立国会図書館/図書館送信参加館内限定公開

目次

緖言/1
裝幀と製本の意義/2
裝釘の目的/4
蠧魚防止法/4
包裝と裝釘/5
裝釘師の三大分派/6
書庫用窓ガラスの色/7
利用限度の裝釘/8
實用裝釘と裝飾裝釘/9
一時的と永久的裝釘/11
個人向と公共裝釘/12
雜誌と單行本の裝釘/13
圖書館式裝釘の特徵/14
出版所刷本/17
雜誌の完本と缺本の處置/19
書背の文字入/21
紙を古く見せる法/24
小口金とマーブル/25
空押と箔押/26
油の汚點を除く法/27
色箔押とインキ刷/28
滕帶/29
縢りと綴ぢ/30
綴布縢りと麻緖滕り/32
一折滕りと二折滕り/33
見返へし紙の著け方/35
角背と丸背/37
硬直背、腔背、可撓背/39
書籍の寸法/40
佛蘭西式、突着け式、縫込み式、燒着け式綴附/42
端布/45
薄表紙と厚表紙/46
材料の縱橫(經緯)/48
革、クロス、布裝釘/49
機械革と手揉み革/50
完革と削革/52
膠と糊/53
裝釘の單純化/55
諸裝釘低下の眞相/56
數物裝釘低下の眞相/58
愛書家に與ふ/59
古文書の保存/61
收藏文庫名に就いて/64
本の黴びるを防ぐ法/64
改裝釘註文の心得/65

紙を古く見せる法など、興味深い記載も多々あります。