[世界を変えた書物]展&特別展示「手稿の中の宇宙 レオナルド・ダ・ヴィンチを旅する」
[世界を変えた書物]展
2022年10月21日[金]–11月5日[土]
特別展示「手稿の中の宇宙 レオナルド・ダ・ヴィンチを旅する」
2022年10月21日[金]–30日[日]
https://www.kanazawa-it.ac.jp/shomotu/index.html
書物研修と題して、金沢の21世紀美術館まで遠出をしてきました。高速バス利用で乗り換え不要で最寄りのバス停に停車。
書物研修①、世界を変えた書物展in金沢。 実物の書籍に囲まれた入口。
2018年の上野の森美術館での展示と会場の構造や照度が違うためか、自信にとって上野に続く二度目の鑑賞になるからか、規模が小さくなったような気がしました。
書物の展示では鏡に反射した表紙を見ることができます。それでも、製本愛好者としては表紙や装丁や珍しいマーブル紙、修理痕をもっと間近に見たい。本の中身優先の展示趣旨であることは理解していますが、せっかく由緒正しい書籍群なのだから本の全体像が見える展示であったならなあと。もっと本音を言うと、多くの稀覯書が緩衝材や書見台もなく開かれて展示されていることに勝手な心配をしていました。
こどもの頃にあこがれていたニュートンのプリンキピアほか、内容は貴重書ばかりで充実していて、しかも無料公開。多くが撮影可能。欲しかったグッズも購入して満足しつつ、図録を買いそびれる。出版される書籍と図録が同一とは思っていなかったし、表紙の写真がなさそうだし、と自分をなだめています。
書物研修②、ダ・ヴィンチ手稿レプリカ展示。 文字は読めなくとも図画があれば伝わってくる(気がする。理解はまた別)。後世の異国人としては、ダ・ヴィンチの特殊な手書き術と関係なく描画があることでぼんやりと手探りでも近づけたような。
なお、こちらの展示は撮影禁止の展示物の方が多かったです。展示方法も建築や絵画などいろんな視点からダ・ヴィンチの多才さにふれる空間展示がされていました。
グッズが無くて残念。