『本を贈る』
『本を贈る』笠井 瑠美子/川人 寧幸/久禮 亮太/島田 潤一郎/橋本 亮二/藤原 隆充/三田 修平/牟田 都子/矢萩 多聞/若松 英輔
三輪舎(2018), 304 p
内容
本は読者のもの 島田潤一郎 (編集者)
女神はあなたを見ている 矢萩多聞 (装丁家)
縁の下で 牟田都子 (校正者)
心刷 藤原隆充 (印刷)
本は特別なものじゃない 笠井瑠美子 (製本)
気楽な裏方仕事 川人寧幸 (取次)
出版社の営業職であること 橋本亮二 (営業)
読者からの贈りもの 久禮亮太 (書店員)
移動する本屋 三田修平 (本屋)
眠れる一冊の本 若松英輔 (批評家)
本は工業的に生産され、消費される商品であるが、宛先のある贈りものでもある。「贈る」ように本をつくり、本を届ける10人による…本は工業的に生産され、消費されている。本は確かに商品だが、宛先のある「贈りもの」でもある。「贈る」ように本をつくり、本を届ける10人それぞれの手による珠玉の小論集。
とても読み心地がいい御本です。