タグ: 製本

金槌

金槌

折丁を叩く金槌と玄翁。

中綴じステープラー

中綴じステープラー

通常の10号針綴じ機能に加え、90度回転させて一折中綴じもできるステープラー、 百均にも登 

細目鋸と紙包丁

細目鋸と紙包丁

目引き用の細目のこぎりと和紙も切れる紙包丁(ペーパーナイフ)です。切る対象が異なる大工道具との兼用は禁止。

押切り裁断機

押切り裁断機

解体した折丁の小口化粧断ちに使いたいと思い入手したもの。国産品。

カッター

カッター

ネジ固定式のカッターが刃がぶれずに安定して使いやすいと個人的に気に入っています。

和本の装丁・料紙・表紙文様について

和本の装丁・料紙・表紙文様について

  • 『表紙文様集成 調査研究報告 第25号別冊』
    大学共同利用機関法人 人間文化研究機構国文学研究資料館 調査収集事業部(2004), 123 p

https://www.nijl.ac.jp/pages/images/hyousimonyou.pdf

表紙の色と模様・用紙の質について、書誌調査の利便性と記述の統一のため、表紙模様の集成と模様記述の術語の整理がされた。

  • 『表紙の文様について』 齋藤真麻理
    平成29年度 日本古典籍講習会(2018), 25 p

https://kokubunken.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=4383&item_no=1&page_id=13&block_id=21

目次

Ⅰ 表紙とは
Ⅱ 表紙文様の基礎知識ー艶出しと空押しー
Ⅲ 文様のさまざま
Ⅳ 文様レッスン①~⑤

艶出し文様と空出し文様の違い、地模様・幾何学文様/自然・動植物文様のあれこれなどのスライド資料。

  • 電子展示室「和書のさまざま」
    大学共同利用機関法人 人間文化研究機構国文学研究資料館

https://www.nijl.ac.jp/koten/webtenji/washosama.html

日本古典籍の書誌学基礎を理解するための電子空間にある展示。

  • 『和書のさまざま』(CD‐ROM付)
    中村 康夫【監修】/国文学研究資料館【編】
    和泉書院(2015), 48 p

和装本の形態ごとに構造と作り方を簡潔にまとめており、数える単位が帖か冊か、また、どのような内容の本に多いかといった情報も。

  • 国文学研究資料館 学術情報リポジトリ『日本古典籍講習会テキスト』

https://kokubunken.repo.nii.ac.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_snippet&index_id=332&pn=1&count=20&order=17&lang=japanese&page_id=13&block_id=21

日本古典籍の整理・目録化を促進し、広く活用されるよう環境の整備を図ることを目的とし、所蔵機関の図書館員等を対象とした書誌学の専門知識や整理方法の技術修得のための研修資料。

    • 上記のうち、『【講義6】装訂・料紙について』落合博志、第19回日本古典籍講習会(2021)。

https://kokubunken.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=4382&item_no=1&page_id=13&block_id=21

ヒラメキ・ノート『本の手入れ』

ヒラメキ・ノート『本の手入れ』

ヒラメキ・ノート『本の手入れ』川端正吾 コクヨ株式会社RDIセンター(2006) あたまを 

『ルリユールおじさん』

『ルリユールおじさん』

講談社の創作絵本『ルリユールおじさん』いせひでこ 講談社(2001), 56 p パリの路 

『書物と製本術―ルリユール/綴じの文化史』

『書物と製本術―ルリユール/綴じの文化史』

『書物と製本術―ルリユール/綴じの文化史』野村悠里
みすず書房(2017), 248 p

第一章  17、18世紀におけるルリユール
読者と製本
絵画に描かれたルリユール
模様紙の流行
製本と仮綴本
羊皮紙装の衰退
なめしと革製本

第二章 書籍商・印刷業者・製本職人組合
パリ大学と王権による検閲
組合の成立
箔押し親方の兼業
1649年の組合規定

第三章 製本職人・箔押し職人組合
製本工房と開業の通り
組合監督と取締り
綴じをめぐる紛争
組合内部の序列化

第四章 製本工房における技術の継承
製本工房のエチケット
パドゥルー家の製本業
ソルボンヌの工房
相続人による製本工房の継承
ドゥローム家の製本業

第五章 製本術の記録化
『百科全書』の工程と銅版画
王立科学アカデミーによる編纂
製本術の分析
ルモニエ家の製本業
ゴフクールによる製本手引書

第六章 折丁とかがり
折丁を叩く作業
折丁の目引き
かがり台
かがりの工程

第七章 本の立体化
カルトンの接続
背の裏打ち
小口断裁
本を縛る作業

第八章 綴じの機能と装飾
小口金箔
マーブル染め
天地の花布
青本に描かれた「花布編み店」

第九章 金箔押しによる装飾
活字フェール
表紙のデザイン
ポワンティエ装幀とフェール
ポワンティエ装幀の展開

第十章 箔押しデザインの発展
大型本とフェール
ダンテル装幀の展開
金版によるダンテル装幀
伝統的な製本術の変質

おわりに
あとがき

書物史と製本に関心のある人を対象に、装幀・造本をテーマとした出版文化、出版史、とりわけ技術についての精緻な研究書。17、18世紀におけるフランスの読書文化の源流を、本の内部構造、「本の綴じ」に着眼し、分析している。

『日本の名随筆 別巻87 装丁』

『日本の名随筆 別巻87 装丁』

『日本の名随筆〈別巻87〉 装丁』松山猛 作品社(1998),  251 p

『古書修復の愉しみ』

『古書修復の愉しみ』

『古書修復の愉しみ』ウィルコックス,アニー・トレメル/市川 恵里 訳 白水社(2010), 

『「本」に恋して』

『「本」に恋して』

『「本」に恋して』松田哲夫/内澤旬子
新潮社(2006), 203 p

目次

ぼくは「本」に恋してる
思い出深い本を解体してみる
束見本を自分の手で作った
中本作りの大切さを痛感する
均して寝かしていい本作る
紙の反りを活かす函作りの知恵
紙を抄く―巨大製紙工場見学記
装幀用の紙ができるまで
色鮮やかなインキの世界を知る
インキのことをもっと知りたい
印刷後の表面加工にはこんな方法が
「印刷」から本作りを見直す

一冊の「本のかたち」ができるまで、装幀から、製本、函、紙、印刷インキまで。
詳細なイラスト紹介もあり、あたかも製本工場を実地見学しているかのような内容。

 

目打ち

目打ち

左から、裁縫用目打ち、クジリ、解剖用針、和本用目打ち

Mar2022制作(一折中綴じ手帳と布装手帳カバー)

Mar2022制作(一折中綴じ手帳と布装手帳カバー)

marumizu-gumi culture kits club :綿布(シール裏打ち)表紙 

『本棚の歴史』

『本棚の歴史』

『本棚の歴史』ヘンリー ペトロスキー/池田 栄一【訳】
白水社(2004), p 287

目次

第1章 本棚の本
第2章 巻物から冊子へ
第3章 保管箱、回廊、個人用閲覧席
第4章 鎖で机につながれて
第5章 書棚
第6章 書斎の詳細
第7章 壁を背にして
第8章 本と本屋
第9章 書庫の工学
第10章 可動書架
第11章 本の取り扱い

書物學 第8巻『国宝称名寺聖教/金沢文庫文書』

書物學 第8巻『国宝称名寺聖教/金沢文庫文書』

書物學 第8巻『国宝称名寺聖教/金沢文庫文書』 勉誠出版(2016), p 68 目次 【 

『フランス工芸製本の技術と歴史』

『フランス工芸製本の技術と歴史』

『フランス工芸製本の技術と歴史』松下真也 早稲田大学図書館紀要28, p 1-36 (19 

『早稲田大学図書館蔵書に見る「西洋の歴史的装丁」-西洋の製本装丁略史-』

『早稲田大学図書館蔵書に見る「西洋の歴史的装丁」-西洋の製本装丁略史-』

『早稲田大学図書館蔵書に見る「西洋の歴史的装丁」-西洋の製本装丁略史-』早稲田大学図書館https://www.wul.waseda.ac.jp/TENJI/souteiw/index.html

目次

  1. はじめに
  2. 西洋の製本装丁略史
  3. 15-16世紀前半
  4. 16世紀後半南ドイツ
  5. 17世紀フランス
  6. 17世紀英国
  7. 17世紀ロシア
  8. 18世紀フランス
  9. 18世紀イタリア
  10. 18世紀英国
  11. 19世紀以降英国
  12. 19世紀英国の版元製本
  13. 日本における洋式製本の受容
  14. 幕末の洋式製本
明治期における洋装本製本技術の導入と定着

明治期における洋装本製本技術の導入と定着

 『明治期洋式製本技術導入と銅版本』福江泰太(大阪芸術大学文芸学科教授) H28年度 塚本 

『西洋の製本の歴史と研究動向 : 日本の大学図書館が所蔵する資料の取り扱いの理解にむけて』

『西洋の製本の歴史と研究動向 : 日本の大学図書館が所蔵する資料の取り扱いの理解にむけて』

『西洋の製本の歴史と研究動向 : 日本の大学図書館が所蔵する資料の取り扱いの理解にむけて』