『しかけ絵本の世界 武蔵野美術大学美術館・図書館コレクション』
『しかけ絵本の世界 武蔵野美術大学美術館・図書館コレクション』佐久間保明/本庄美千代 グラ …
2022/3/10-7/10
市谷の杜 本と活字館 「100年くらい前の本づくり」展 VRツアー
https://ichigaya-letterpress.jp/info/000256.html
『製本要義 : 訓練所用』川口寿
東京製本技能者共同訓練所(1962), 137 p
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2933814
※国立国会図書館/図書館送信参加館内限定公開
目次
はしがき
第1章 総論
第1節 製本の沿革
第2節 製本の意義
第3節 書籍各部の呼称と取り扱い方
第2章 製本の種類
第1節 製本種類の分け方
第2節 使用目的の相違による種類
第3節 製本の仕立方による種類
第4節 書籍の背による種類
第5節 書籍の表紙による種類
第3章 製本の材料
第1節 材料の種別
第2節 接着材料
第3節 締綴材料
第4節 表装(装幀)材料
第5節 化粧材料
第6節 製本材料使用上の注意
第4章 製本の機械
第1節 製本機械の発達
第2節 製本機械の種類
第3節 製本機械使用上の注意
第5章 製本用の道具類
第1節 製本用小道具類
第2節 製本用器具類
第6章 製本工作法
第1節 工作法の意義と種別
第2節 仮製本の工作順位
第3節 針金綴じ物工作法の解説
第4節 糸綴じ物工作法
第5節 切り付け表紙仕立工作法
第6節 本製本の工作法
第7節 和式製本の工作法
あとがき
製本技能訓練生向けの教科書。
『書物と製本術―ルリユール/綴じの文化史』野村悠里
みすず書房(2017), 248 p
第一章 17、18世紀におけるルリユール
読者と製本
絵画に描かれたルリユール
模様紙の流行
製本と仮綴本
羊皮紙装の衰退
なめしと革製本
第二章 書籍商・印刷業者・製本職人組合
パリ大学と王権による検閲
組合の成立
箔押し親方の兼業
1649年の組合規定
第三章 製本職人・箔押し職人組合
製本工房と開業の通り
組合監督と取締り
綴じをめぐる紛争
組合内部の序列化
第四章 製本工房における技術の継承
製本工房のエチケット
パドゥルー家の製本業
ソルボンヌの工房
相続人による製本工房の継承
ドゥローム家の製本業
第五章 製本術の記録化
『百科全書』の工程と銅版画
王立科学アカデミーによる編纂
製本術の分析
ルモニエ家の製本業
ゴフクールによる製本手引書
第六章 折丁とかがり
折丁を叩く作業
折丁の目引き
かがり台
かがりの工程
第七章 本の立体化
カルトンの接続
背の裏打ち
小口断裁
本を縛る作業
第八章 綴じの機能と装飾
小口金箔
マーブル染め
天地の花布
青本に描かれた「花布編み店」
第九章 金箔押しによる装飾
活字フェール
表紙のデザイン
ポワンティエ装幀とフェール
ポワンティエ装幀の展開
第十章 箔押しデザインの発展
大型本とフェール
ダンテル装幀の展開
金版によるダンテル装幀
伝統的な製本術の変質
おわりに
あとがき
書物史と製本に関心のある人を対象に、装幀・造本をテーマとした出版文化、出版史、とりわけ技術についての精緻な研究書。17、18世紀におけるフランスの読書文化の源流を、本の内部構造、「本の綴じ」に着眼し、分析している。
『印刷に恋して』松田哲夫/内沢旬子
晶文社(2002), 198 p
目次
活版はまだまだ元気だった。
あこがれの活版職人になる。
手動写植機でツメ打ちに挑戦する。
最古の写真製版術が生きていた。
オフセットを徹底的に勉強する。(製版編;印刷編)
装幀に使われる特殊印刷に肉薄する。
グラビア印刷の規模の大きさに驚く。
オフセット印刷は進化している。
組版文化はどのように継承されたのか。
活版、手動写植、オフセット、グラビアなど多彩で多様な印刷の現場、印刷技術の基礎と出版を知る入門書。
私立大学図書館協会 東地区部会研究部 西洋古版本研究分科会
研究分科会報告大会
https://www.jaspul.org/pre/e-kenkyu/early_p_book/result/
『西洋の製本の歴史と研究動向 : 日本の大学図書館が所蔵する資料の取り扱いの理解にむけて』 …