桑紙づくり 2022-2023(前編)
前年に引き続き、『家庭で出来る「桑枝」を原料とした和紙の作り方』*(群馬県蚕糸技術センター …
明治の五年生女子はへらを手作りしていたんですね。図の単位は、分、と思われます。
国立国会図書館デジタルコレクションから、
『尋常小学校女子用手工新教案』一戸清方(積文堂[ほか]、明45.3) https://dl.ndl.go.jp/pid/811917/1/26
そして、使い方の例と思しき和本の表紙掛け。
こちらは、
8pt専用の活字ホルダーとそのための8pt漢数字を仕入れてから十数年、初めて使いました。
想彩工房さん@sousaikoubou が譲ってくださった箔で押してみました。その折は有り難うございました。
手芸道具も入手しづらくなりましたが、ルレットも箔押し道具になります。しっかり押しながら、ゆっくり真っ直ぐ進む。
製本つながりのご縁に恵まれて、里には雪の降りていなかった12月初めに、リソグラフ印刷工房のリソ蔵さん
https://www.instagram.com/risogura/
にお邪魔しました。自分で印刷・制作できる体験型の工房とのこと、大好物の「蔵」の中という絶好の空間で、ですよ。
作文は得意ではないので、店主さんのお人柄、印刷工房の雰囲気、素敵すてきステキとしか言えないあの感激・感動をどう文章にしたらいいか、とずっと整理がつかぬまま。
とはいえ、書いてみます。
訪問させていただいたのは、和綴じ本制作をご一緒する機会があったからです。
久しぶりの和装本、麻の葉綴じを3人で制作です。和本に興味をお持ちだという嬉しいお言葉に、すっかり浮かれて写真をとる余裕がなかったので、リソ蔵さんの記事をお借りします。
https://www.instagram.com/p/ClqQuHSpsLh/?utm_source=ig_web_copy_link
リソグラフ印刷は、東京の本と活字館での遠巻きに見学しただけでしたが、リソ蔵さんの立派な印刷機にかっこいいインクドラム、そして印刷物の柔らかな色合いに魅せられました。
絵心がない自分は、何か印刷したくても図柄が思い浮かばないのですが、またリピートしてお邪魔したい場所が増えました。
リソ蔵さん、どうもありがとうございました。
手持ちの布を表紙用に使ったA5サイズの窓付きファイル表紙。
窓の形はひょうたん型の変形ですが、一見してタイトル風にみえないかとデザインしました。
裏表紙側には、B6サイズも入るポケットもつけました(写真のお薬手帳はA6サイズ)。
いまのところ、切手帖として愛用中です。4ポケット仕様のリフィルです。
marumizu-gumi, culture-kits-club
平綴じの多い和装本向きの製本用先丸針(長め)のほかに、レザークラフト用の先丸針(短め)が多用されています。
糸と押しが苦手なため、個人的には穴の大きな製本針を使いたいところ。
和装本の方に薦められた先丸針。太めの和綴じ糸や毛糸を使うときに。
先曲がり先丸針。カーブ針よりも使いやすいと思いました。
『デザイナーのための折りのテクニック 平面から立体へ』ジャクソン,ポール/三谷 純
文化出版局(2012), 223 p
目次
01 基本コンセプト
02 基本のプリーツ
03 その他のプリーツ
04 Vプリーツ
05 スパンとパラボラ
06 箱と碗
07 折り目なしと一つ折り
08 揉み
ファッション、テキスタイル、表面加工、織り、ニット、刺繍、プロダクトデザイン、インテリア、建築、グラフィック、版画、陶芸、舞台美術…デザイナーを志す学生、創造の現場で活躍するプロにおすすめする、「折り」のテクニックの実践的手引書。